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by iiwi2
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30年の歴史

AppleとIntelの因縁の歴史についての記事がありました。なんか、パソコンの歴史をみているようで、壮大です。ドラマは1970年代から始まってます、、。

ITmediaニュース:AppleとIntel、30年にわたる数奇な関係(前編) (1/3)
ITmedia PCUPdate:AppleとIntel、30年にわたる数奇な関係(後編) (1/3)
「Appleは、Intelの創業から8年後の1976年、Intel本社からわずか5マイル(8キロ)のところで誕生した」




Appleの共同設立者で技術者のスティーブ・ウォズニアックは、Appleが1976年に作った最初のコンピュータ、「Apple I」と、その後、Appleを大企業に押し上げたヒット作、「Apple II」のCPUに安価なMOS Technologyの「MCS6502」を選んだ。

 当時、Intelの「8080」は179ドルし、Motorolaの「MC6800」は175ドルもしたが、MOS Technologyの6502は、わずか25ドルだった。

 Intelはこれに先だつ1974年、一般に世界初のパソコンと言われるMicro Instrumentation and Telemetry Systemsの「Altair 8800」(8080搭載)で採用されるが、その後、本格的なデビューを果たすのは1981年のことだった。

 問題になるのは、そのデビューの仕方だ。

 他の会社のパソコンならまだしも、Intel製16ビットCPU「8088」が搭載されたのは、巨大企業IBM初のパソコン、「IBM PC」だった。

 当時、Appleはパソコンメーカーとして、ナンバ−1の地位を保っていたが、IBMはそれをはるかに上回る資産と社員を抱える大企業であり、その同社がパソコン市場に参入してくることはAppleにとっても大きな脅威だった(実際、IBMというブランド名の効果もあって、ビジネス市場はあっというまにIBM PCに奪われてしまった)。

 「IntelはAppleの宿敵」という図式は、この発表が出発点になっている。
この時点では、”パソコンメーカー”としてはIBMが最大の脅威だった、。
 状況が変わったのは、Appleが、Mac OSの最初のメジャーアップデート、System 7を発表した1991年前後だ。この頃にはIntelも、本格的な32ビットCPUの「i386」や浮動小数点演算ユニットやキャッシュメモリを内蔵し、大幅に性能アップした「i486」が登場し始める。

 Appleが、Intelに再び接近したのは、ちょうどこの頃だった。
IntelCPU上でMacOSを動かす「スタートレック計画」が進行し、
Appleは数カ月で、当時のMac OSのほとんどすべての技術をIntelCPUに移植し、重役達の前でデモをしてみせた。中でもすごかったのは、「QuickDraw GX」といグラフィックス技術を使って、画面を文字が自由に形を変えながら飛び回るというデモで、当時のMS-DOSやWindowsでは、およそできないことだった。このデモを実際に見た人物によれば「HyperCardがフルスピードで動くくらい速かった」らしい。
この時期にすでに、IntelCPUで MacOSが走る事が可能だったそうです。いやー、知りませんでした。しかし、このスタートレック計画は消えてしまい、実際はIBMのPowerPCをAppleは選んだのでした。当時のCEO、ジョン・スカリーは、この判断について、
Appleは、ハードウェア依存のビジネスモデルで成り立っている。もし、AppleがIntelプラットフォーム用のMac OSをつくり、このOSの儲けだけで、収益をあげようとすると、パソコン1台あたり150ドルのライセンス料を徴収しなければならない。

 しかし、当時、MicrosoftのOSはパソコン1台あたり、その10分の1の15ドルでライセンスをしていた、というのだ。そこでAppleは直接の競合を避け、PowerPCという新しいCPU、新しいプラットフォ−ムの構築に将来をかけることになる。

 だが、このインタビューのとき、スカリーはこう言い切った。「Intelを選ばなかったことは私の最大の失敗だ」と。
このいう、運命の決断があったんですねえ。と、ここまでで、まだ前編です、、。(^^;;

 この後、Windows95が登場し、Appleはどんどん追いつめられ、やがて、「スティーブ・ジョブズの復帰」、iMacの登場、MacOSX、そして現在へ、、という歴史はまだ記憶に新しいところです。そんな時期のAppleの苦悩が後編に書かれてます。ジョブズさんの先見性はやっぱりスゴいんだなあって感じました。私たちが、「悪の帝国Wintel」って踊らされているときでさえ、MacOSX on Intelを着々をすすめていたんですよねー。奥が深いです。
Mac OS Xが正式にリリースされたのが2001年の3月。

 Appleはそれからわずか4年間で、4度のOSメジャーアップデートを行なった。そしてOSのアップデートの度に、100個、200個という単位で新機能を加えていった。驚くのは、この5つのMac OS Xが実はすべて、Apple社内の秘密の部署でIntel製CPU向けにもコンパイルされていた、という事実だ。
 
ちょっと感動の読み物なのだ。。すこし長めなので、おひまなときにどうぞ。(^^;;
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by iiwi2 | 2005-06-24 00:16 | ひとこと