「Doing a Bradbury」
2006年 02月 09日
「みんなが転んだから優勝したヤツ」、あの人は今……
ショートトラックのオーストラリア選手、スティーヴン・ブラッドベリー(32)は「みんなが転んだから優勝したヤツ」として記憶されるのがイヤだった。しかし、ソルトレーク五輪で金メダルを獲得して4年たった今も、ブラッドベリーはあの奇妙な優勝の恩恵を被っている。
最高の選手ではないという自覚もあったし、アクシデントにウンザリしていたブラッドベリーは、あの時、意図的に後尾についていた。ショートトラックでは転倒や失格は頻繁に起きる。うまくメダルに届けば儲けもの……そう期待していた。まだ、記憶に新しいですね。「みんなが転んだから」と言われがちですが、最後まで転ばなかったともいえるわけで、。転ばないという必勝条件を最優先に選んだ事が勝利につながったということのようです。
しかし、まさか全員が転倒するなど夢にも思っていなかった。
「あの金メダルは、数分間のレースに与えられたものじゃない、それにつながる12年間に与えられたものなんだ」
オーストラリアでは「ブラッドベリーする(Doing a Bradbury)」といえば、あらゆる悪条件をはねのけて勝つことを意味するのだ。「Doing a Bradbury」は日本語なら「ブラベる」かなぁ、、ちょっと言いづらいか、。「ラドベる。」なんてどう?(^^;;
by iiwi2
| 2006-02-09 20:23
| ひとこと