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by iiwi2
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でも、そこにある。

Yahoo!ニュース
- 毎日新聞 - 太陽系惑星 冥王星除外の余波広がる 科学館など質問殺到
関連商品の動きも急だ。クラシックの名曲、ホルストの組曲「惑星」。ここには冥王星が含まれていない。作曲時に未発見だったためだが、2000年に英国の作曲家コリン・マシューズが「冥王星」を作っており、東芝EMIが23日、冥王星付き「惑星」のCDを発売したばかりだ。
 HMV渋谷店によると、このCDはベルリン・フィル演奏ということで以前から話題だったが、「惑星から除外」の報道を受けて売れ行きは上々で、急きょ、追加注文した。同店は「お客様の反応はすごい」と満足そう。
 ジュンク堂書店池袋本店では、天文関係の書籍売り場に新聞の切り抜きを掲示。一般読者の関心が高まっているとみて、冥王星に関する特集コーナーも検討している。
実は私が持っている、唯一のクラシックCDがこのホルストの組曲「惑星」。あのカラヤンさん指揮で、1962年と音源は古いです。「冥王星」は入っていません。(^^;;



なぜ「惑星」を持っているかというと、実は「惑星」は知る人ぞ知るロッカー必携のクラシックだからなのだ!。なんて、ウソウソ、。
いやいや、実際聞いてみると、あちこちに聞いた事のあるフレーズがいっぱい、、いろんな方面で多大な影響を与えているのではないかと、察するのであります。
で、なぜ「惑星」を持っているかというと、、、なんでだろう、。

ともあれ、「冥王星」が惑星という分類から外されるそうですが、そんなこと、どうでもいいですよね、。いまさら、そんな試験受ける訳でもないし、人間様の勝手です。
これから、理科のお勉強するお子様たちにも「冥王星」は知っておいてほしいと思うのであります。それとも、新しい惑星の定義を覚えなくちゃいけなくなるのかなぁ、。それはそれでかわいそうなり。
国立天文台 アストロ・トピックス (233)(速報)太陽系の惑星の定義確定
決議
 国際天文学連合はここに、我々の太陽系に属する惑星及びその他の天体に対
して、衛星を除き、以下の3つの明確な種別を定義する:

(1) 太陽系の惑星(注1)とは、(a) 太陽の周りを回り、(b)十分大きな質量を
 持つので、自己重力が固体に働く他の種々の力を上回って重力平衡形状
  (ほとんど球状の形)を有し、 (c) その軌道の近くでは他の天体を掃き散
  らしてしまいそれだけが際だって目立つようになった天体である。

(2) 太陽系の dwarf planet とは、(a) 太陽の周りを回り、(b)十分大きな
  質量を持つので、自己重力が固体に働く他の種々の力を上回って重力
  平衡形状(ほとんど球状の形)を有し(注2)、(c) その軌道の近くで他の
  天体を掃き散らしていない天体であり、(d)衛星でない天体である。

(3) 太陽の周りを公転する、衛星を除く、上記以外の他のすべての天体(注3)
  は、Small Solar System Bodies と総称する。

注1: 惑星とは、水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星の8
 つである。
注2:基準ぎりぎりの所にある天体を dwarf planet とするか他の種別にするか
を決めるIAUの手続きが、今後、制定されることになる。
注3:これらの天体は、小惑星、ほとんどのトランス・ネプチュニアン天体
  (訳注1)、彗星、他の小天体を含む

冥王星についての決議
 国際天文学連合はさらに以下の決議をする:
  冥王星は上記の定義によって dwarf planet であり、トランス・
  ネプチュニアン天体の新しい種族の典型例として認識する。


訳注1:トランス・ネプチュニアン天体は、海王星より遠方にあって太陽の周りを
回る天体で、今まで国立天文台ではエッジワース・カイパーベルト天体と表記
してきました。

国立天文台トップページ
by iiwi2 | 2006-08-29 21:57 | ひとこと